設計・監理業務の流れ
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相談・調査業務 |
相談 |
住宅を始め各種建物の新築やリフォームのご相談に来られた方に対して、設計事務所が実際にどのように仕事を進めているのか、建設業者の選び方や工事契約の方法、支払いの方法、時期などについて、分かりやすく説明、アドバイスします。 |
調査 |
相談後、現場を調査します。敷地の形状、面積や高低差地盤調査など行います。
また行政機関に出向いて法的規制のチェックも行います。 |
設計監理契約
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企画・計画業務 |
予算計画 |
希望の建物の内容(間取り等)と予算をお聞きして、要望を実現するために最も適した予算計画を立案します。 |
融資、資金計画のアドバイス |
住宅金融公庫や銀行融資の申込みなどの方法についての説明をします。またご要望により、取次業務等を行う銀行を紹介いたします。 |
設計業務 |
基本設計 |
単に要望だけでなく、生活感、価値観などをじっくり話し合った上でプランニングを行い、打合せを繰り返し、平面図、立面図、断面図などの基本設計図を作成します。間取り、空間構成、構造、外観デザイン、仕上材料、パーツ、設備の概要などを提案していきます。またこの時点で、工事の行程や予算計画も確定していきます。 |
実施設計 |
基本設計業務が終了しますとそれに基づいて、施工や見積りを行うための詳細な図面を作成します。図面枚数は30枚以上となり、建物本体の詳細だけでなく、構造計算や構造図(必要な場合です)、水道、電気、ガス、空調等設備の図面も含まれます。 |
申請業務 |
建築確認申請 |
行政機関に対し(現在の場合)、建築確認申請を行います。建築行為をするほとんどの場合、確認申請をしなくてはなりません。申請しなければ着工することが出来ないのです。 |
フラット35 |
フラット35の融資をご利用になる場合は、融資の申込み事体は施主の方にやっていただきますが(もちろんアドバイスやご協力はお任せください。)、その他の設計審査申請や現場審査申請、現場検査の立会などは、設計事務所が行います。 |
監理業務(見積関係) |
見積りを依頼する施工業者の選定 |
実施設計図が完了しましたら、施工業者を3〜5者ほど選定し、実施図面をもとに見積を依頼します。 |
見積書のチェックと施工業者の決定 |
提出された見積書をそれぞれチェックし、各施工業者に内容について説明を受け、その中から実際に工事を請け負わせるに相応しい施工業者を決定します。 |
工事請負契約書の内容チェックと契約の立会 |
決定した工事施工業者が契約書を作成し、その内容(契約図面、添付見積書、契約約款、工事工程表、支払い金額と支払い方法、工事完成後の保証内容など)を設計者がチェックします。その上で、施主と施工業者で工事請負契約を締結しますが、その際は、設計事務所が立会を行います。 |
工事請負契約
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監理業務(現場関係) |
監理 |
ここから工事が始まります、設計者は契約書や図面通り、正しく施工されているかどうかを、定期的に現場で確認します。掘削時の地盤の状況、鉄筋コンクリート部分の配筋、床下や天井内の設備配管など、工事の進行によって隠されてしまう部分は、特に施工時にしっかり検査をします。 |
設計変更の対応 |
工事が進行中でも、施主から設計内容の変更の要望があった場合は、工事状況を確認して出来る限り対応します。変更部分の図面を追加作成し、工期や予算の変更についても明確にししたうえで進めていきます。 |
仕上や設備等の細部打合せ |
フローリング、クロス、建具、枠等の仕上材、照明器具、システムキッチン、洗面化粧台等々これら全ての要素を施主と打合せしながら決定していきます。 |
竣工時の検査 |
工事中は定期的に監理を行っていますが、竣工時にあらためて、施主、設計者、施工者の3者立会のうえ全体の検査を行い、不具合な箇所があれば施工者に指示して完全な状態にします。 |
引渡しと機器使用方法説明の立会 |
施工業者から施主への引渡しと機器使用方法の説明に立会います。 |
竣工後業務 |
家具やカーテンなどのインテリアコーディネート |
工事竣工後、購入される家具やカーテンなどについて、空間の雰囲気などに配慮してコーディネートします。
また家具やカーテン等を扱うインテリアショップをご紹介します。 |
その他の業務 |
登記等に対しての協力 |
通常、登記は司法書士及び土地家屋調査士の業務です、施主からご要望があれば信頼できる者をご紹介し、建築士の立場として協力致します。 |